氷の用途は食用と保冷だけではありません。様々なカッティングを施した氷は、見た目の涼しさを演出し、それ自体がアートとなります。「カランッ」と澄んだ音が耳に心地よいオンザロックの氷、食材の鮮度と高級感で魅せる氷の皿の刺し身盛り、パーティー会場を盛り上げるダイナミックな彫刻ディスプレイ。冨士氷室の「純氷」は、お客様のご要望にあわせて様々な形状に加工致します。
「純氷」で作るオーダーメイドカットの氷は、お客様のご要望にあわせて加工します。ただし、純氷のクオリティを維持するため、遵守頂くポイントがあります。ご注文の際は、下記の項目についてご配慮ください。
グラスの中で優雅なたたずまいを見せるキューブアイスは、「純氷」の透明度を保つことを考え、3~12㎤まで5mm刻みの加工が可能です。ディスプレイ用の氷の彫刻は、自重で支えきれない細かいデザインなどバランスが安定しないものは製作が困難です。あらかじめご了承ください。
オーダーメイドカットの氷の製作は、ご注文頂いた日から中1日の加工期間を頂いています。常温で氷を扱うと徐々に溶けてきて緩んだり欠けたりするため、完成した氷は冷凍庫で再び締めて(凍らせて)から配送を行います。お急ぎの場合はご相談ください。
加工した氷は再凍結させて形を整え、冷凍車にてお客様の元へ配送致します。複数のオーダメイドカットの氷を配送する場合は、氷同士が溶着しないように一つ一つ養生し、高品質のままお届けします。
オーダーメイドカットの氷の彫刻について作業工程をご紹介します。
※ディスプレイ用の四角柱型の氷の加工例です。氷の下から照明を当てて、店内ディスプレイに用います。
「純氷」の氷柱を高さ80cmのサイズに切り出します。氷が欠けるのを防ぐために、高速回転の専用電動のノコギリで一気にカッティングします。
チェーンソーを用いて切り出した氷柱の4面を斜めにカッティングします。ご注文通りの四角柱に仕上げた後、出荷まで冷凍庫に入れて締めます(凍らせます)。
より芸術性を求めた氷の彫刻をご希望の場合は、専門の彫刻職人が仕上げ、お客様のもとに納品します。数量や納期、デザインについては当社までお問い合わせください。
およそ半日間、加工した氷を冷凍庫で締めます(再凍結)。氷を専用のパックで養成し、ご希望の時間までにお客様の元へ納品致します。